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シリーズ <1> 「しわ」

まずは、原因からです。

しわには大きく別けると、老化現象として現れるものそして、乾燥によるものがあります。

潤いが不足しているとか保温とか言うのはこの乾燥肌によるシワですね。

空気が乾いていると、角質層の水分が失われがちになり、ケアーせずに放っておくと表皮に弾力がなくなってしまい、顔の表情の変化によってできた細かいシワが、元に戻らずそのまま定着してしまうからだ。

とくに目や口の周りなど、皮膚が薄いよく働く部分にあらわれる。

お風呂から出たり、サウナの後、エステの後には薄くなって消えたりすることもあります。

それが乾燥肌による、「しわ」です。

これは、簡単にケアーできます。

次が、老化による「しわ!」・・・加齢真皮性しわとかいいますね。

お肌の弾力を内側から支えるコラーゲンやエラスチンという線維 が、加齢による影響で破壊されるのが原因。(紫外線によっても破壊される)

皮膚は、外側から表皮、真皮、皮下組織と3層からなっていることはすでに皆さんもご存知でしょう。

表皮、真皮、皮下組織は連携して常に新陳代謝を繰り返している。

表皮は、おもにケラチンというたんぱく質で構成されている。

古くなると垢になって剥がれ落ち、新しい皮膚に生まれかわる。

コラーゲンは、身体を構成する細胞同士をつなぐ繊維状のたんぱく質のこと。

とくに表皮の下の真皮は、コラーゲンのかたまりで、水分を保ち弾力を与え、みずみずしい肌をつくる働きをする。

しかし、年齢とともにコラーゲンも老化し、肌の潤いが失われ、シワの原因になる。

真皮は、コラーゲンだけでは張りがない。

コラーゲン線維の束をまとめ、引き締め、皮膚に張りを与えるゴムのような役割をするのが、弾力線維エラスチン。

弾力線維が切れると皮膚はたるむ。

真皮に紫外線のUV-A,UV-Bが届くと大量に分泌させるのがエラスターゼという酵素で、エラスターゼがエラスチンを断ち切る。

皮膚の弾力は一気に失われ、大ジワが誕生する。

若いうちはコラーゲンやエラスチンの線維が、真皮内の線維芽細胞でどんどんつくられる。

しかし、年を重ねると線維芽細胞の働きが鈍るため、コラーゲンやエラスチンが固くなったり切れたりして弾力性や柔軟性が失われていくのです。


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